【ものづくり】の記事の実践:海外製造会社の経営を担当して学んだこと(9最終回)サラリーマン最終盤での思い

ものづくり

のづくりに関する記事を書いてきました

その一部です

「ものづくり」保存版
長年モノづくりに従事し、考えてきたことをブログにしました モノづくりにかかわる皆さんの仕事に少しでもお役に立てれば嬉しく思います

今回、今まで記事に書いてきたような考えをどのような経験をもとに自分の中で構築し、実践してきたか、自分の仕事を振り返っています

今回はその9回目で最終回

タイの工場を無事閉鎖してマレーシアの工場へ異動

そこで出会った新しい先生からの学び

まだまだ学ぶことが多いことを知りながら、サラリーマン最終版を迎えた今の心境を書いてみます

マレーシア国内での異動

私、現在58歳と半年ほど 

3年前にマレーシアに来て、1年前にマレーシアの別の工場に異動

ここでも、まったく人間関係も製品知識もない事業を担当することになりました

【サラリーマン人生】突然、異動することになりました
6月から異動するよう会社から指示が突然ありました。まったく不本意な異動なのですが、社命ですので従わざるを得ません。異動に際して、今、感じることを残すことにしました

60歳で会社を辞める予定でしたが、今は延長するか少し迷っています
(会社から60歳以降も今の会社を任せるかオファーがあるとは限りませんが‥‥)

とはいえ、新しい職場でもやること基本は同じ

今まで学んだこと、経験したことをベースに会社の成長に向け取り組むだけです

今回の異動でも同じような問題に直面しました

・言葉が通じない(日本語です)、同じ言葉でも意味が異なる

・常識が異なるために考え方が伝わらない

既に2度同様の経験をしているので、特に驚きはありません

そして現場力強化を実施していきます

「トップの強い意思」を伝え

「教育」を行います

教育には2種類

スキルの教育

・改善マインド教育

スキルは自分の知識を伝え、不足はプロを雇うことも必要です

そして改善マインドの教育

・トップの方針に基づき

・課題を設定

・PDCAを回して課題を解決

・これを繰り返し、仕事の標準のレベルを継続上げることで現場力が強化

さすがに、工場経営担当4社目

試行錯誤することは、以前よりは減りました

でも、それぞれの会社の特徴に応じた対応は必要です

それでも学びがある

異動後、私なりの方法で現場力強化を進めています

今まで、それなりに多くの経験をしてきたおかげでストレス少なく実践しています

しかし、上手くいかないことは少なくありません

この柔軟性は極めて大切ですね

人間、環境を変えることによる成長は必ずあります

異動を言われたときは、

と思いましたが、

連載終了でのまとめ

新入社員として入社した会社は、今の会社に買収されました

その影響もあり、25年務めた事業部からも異動することになりました
(当然、買収だけが原因ではありません)

正直、放り出された気分はあります

しかし、そのおかげで広範囲の異動を経験することができました

環境が変わる度にある程度ストレスを感じます

性格上、「新しい環境で頑張るぞー」とはなかなかされませんm(__)m

実際1年前の異動はメッチャ抵抗しました

しかし、ここに来て前向きにとらえることができています

実際、新たな経験をし、多くの知見を得ています

メッチャ保守的な性格の自分が、チャレンジする気持ちを持つようになってきます

サラリーマンを辞めた後は、フリーランスとして研修講師や、コンサルタントみたいな仕事をしようと考えています

その活動のなかで、行かせる引き出しを得れることができたキャリアを歩めた幸運に感謝したいと思います

長い連載、読んでいただきありがとうございました

注)

ここで少しだけ注釈

私の海外の製造会社(工場)経営の中での経験を、「現場力強化」の視点から書いてきました

ただ、経営者の仕事はこれだけではありません

戦略、人材育成、外部への働きかけ、日々発生する様々な問題にも対応しています

ただ、私の得意な分野として「現場力強化」を主なテーマとして取り上げています

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