マレーシアでの駐在生活も終盤
普段は出不精な私ですが、限られた時間の中で「ちょっと気になる街」を訪ねてみようと、ひとり小さな旅に出ることにしました。
第一弾はホーチミン、そして今回の舞台はマラッカ
オランダ統治時代の歴史を感じられる、こぢんまりした街─私の旅の好みに合うのでは、と思い計画
結論大正解
自分に合う旅のスタイルを知るきっかけになりそうな旅になりました。
「マラッカ?日帰りで十分やで」と言う人もいますが、私は一泊して、酒でも飲みながら、のんびり夕暮れの街を歩く…
そんな時間の使い方が好きなんで、一泊二日の日程で行ってきました
出発~ローストチキンで腹ごしらえ
三連休の金曜日、朝10時半にクアラルンプールを出発
車で約2時間半、マラッカの街に到着
まずは腹ごしらえ
地元の飲食店が並ぶ通りをネットで検索
通りを歩いて、一番にぎわっていた店「一級棒鶏飯粒」へ
ローストチキンとライスボールを注文

人気点だけあって、結構おいしかったです
その後、海辺のモスク「Masjid Selat Melaka」へ
Masjid Selat Melaka – Google マップ

ちょうど金曜礼拝の時間で、たくさんのムスリムの方々が真剣にお祈りに向かっているのが印象的でした
(ムスリムの人は金曜日、モスクへお祈りに行くのがルール、会社もその時間を確保しています)
そこへ、異教徒が邪魔するのも気が引けたので、中には入らず外の見物で終わり
イスラム教に対して特別な気持ちはありませんが、クアラルンプール近くのブルーモスク、ピンクモスクも含め独特の雰囲気ありますし、
モスクに限らず、歴史的な建物、宗教的な建物、日本で言うと神社仏閣は独特な雰囲気があって好きですね
ここ、夕陽がきれいに見えるスポットでもあるそうです
街の中心部をぶらりと散歩
宿は「1825 ギャラリー ホテル」
ネットで適当に選んだ割には、街にも近くて清潔感もあり、なかなかいい感じでした
チェックイン後、川沿いの遊歩道を歩きながらジョンカー通りへ
右手にはレストランが並び、川を眺めながらの食事もできる

左手はカフェが点在する遊歩道
のんびり歩くだけでも心地いい空間です
次にオランダ広場

ジョンカー通りへ

中国系の観光客でいっぱい
マレーシア人か中国人かは不明です
おみやげ物屋を中心にいろんなお店が並んでいました
それから、「Famosa」昔の砦を見た後、階段上ってセント・ポール教会へ


マラッカの代表的な観光地をひと通り見学完了
夜のマラッカは屋台とボートとにぎわいと
一旦ホテルでひと休み。日が沈むころ再び街へ
川沿いのレストランでサテー(マレーシアの焼き鳥)とヤムウンセン(タイ料理の春雨サラダ)をつまみにビール

旅の幸せ、かんじますねぇ
暗くなってからは写真にも写ってるボートクルーズへ
予約不要で15分ほど待てば乗船できました
ライトアップされた街並みを眺めながら、川を進む約45分くらいの旅でした

そして再びジョンカー通りへ
金曜と土曜は夜は歩行者天国になり、昼間以上のにぎわい!屋台が並びお祭りのような雰囲気

昼以上の大勢の人でした
串焼きとウインナーを買って、ホテルでビールとともに晩酌
最高ですね
オランダ広場には、結構大きな音楽を流しながら走るド派手なトライショー(自転車タクシー)も待機中

ガイドの観光案内が聞こえるんか?
ちょっと心配になるレベルの音量ですが、中国人の観光気分を盛り上げるには効果的?
日本の、京都や函館で見かけた人力車とは全く異なる趣でした・・・
気持ちの良い朝、そして帰路へ
翌朝は8時にホテル隣のカフェ「BABA KAYA」へ。
Restaurant BABA KAYA – One Malaysian Cuisine – Google マップ

3色のよくわからないチョコっぽいのをパンつけながら、卵のセットでゆっくりと
8:00に入った時は待たなくてOKでしたが、
地元で大人気のお店らしく、帰る頃には行列ができていました
(昼に通った時は大行列でした)
その後、朝の街を散歩
オランダ広場は早朝から観光客でにぎわっていていました

ランチはジョンカー通り横の静かな通りにある「The Baboon House」でハンバーガー
ジョーカー通りから一筋横の通りにあります


見た目よりは軽くて食べやすく、落ち着いた雰囲気の中で旅の締めくくりにぴったりの食事となりました
その後、クアラルンプールへ
小さな旅が、これからのヒントに
マラッカでの一人旅
歴史ある街を、昼~夜~朝とゆっくり歩き、地元の味を楽しみながら過ごす時間は、とても心地よいものでした
1泊2日、24時間ほどの滞在
それでもしっかり「旅」を感じられる
これから退職後、国内の地方都市をぶらりと巡る──そんな暮らしのイメージがふわりと浮かびました
次回はラオスへ
世界一“何もない”と言われる首都・ビエンチャン、そして古都・ルアンパバーン
何もないからこそ、何かを感じる
そんな旅になればいいな、と思いながら計画を立てていきたいと思います
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