プロフィール
私は1990年にメーカーへ入社し、36年間「ものづくり」一筋で歩んできました
設計から商品企画、経営企画、そして海外工場の責任者まで、いろんな立場で現場に関わり、2025年に60歳で退職しました
転職はせず、ずっと同じ会社に勤めたサラリーマン人生でした
学生時代から入社へ
大学・大学院では機械工学を専攻…と言いたいところですが、実際は部活中心の学生生活でした(笑)
それでも卒業はして、消費者に直接使ってもらえる商品を作りたいと思い、BtoCメーカーに就職しました
若手設計者時代
入社後は地方の工場兼事業所で商品開発
工場の現場に図面を持ち込んでは、ベテランの現場の方々に厳しく指導されながら学びました
怖かったけれど、その経験が設計者としての基礎になりました
今の若手設計者は現場に触れる機会が少なくなっているので、当時の環境は本当に貴重だったと思います
中堅社員時代
30歳を過ぎて仕事が面白くなってきた頃
自分がリーダーとなって開発した商品が世に出て、お客様から喜びの声をいただけるのは最高の瞬間でした
ただ、品質・コスト・納期(QCD)に追われる環境に疑問を持ち、「これでは新しい発想が生まれにくい」と課題を感じ始めたのもこの頃です
課長時代
課長になってからは「良い商品を作るだけでなく、良い商品を生み出す環境づくり」を意識しました
- 決めるべき人が迅速に決める
- 変化点を徹底的に検証する
- 品質目標を明確にする
この3点を軸にマネジメントを進めました。
海外赴任
部長昇格後、タイ・上海・マレーシアと海外赴任が続きました
洪水や工場閉鎖など、刺激的で厳しい経験もありましたが、現地の人々や仲間に支えられ、多くの学びを得ました
学びをブログにまとめています
http://【ものづくり】の記事の実践:海外製造会社の経営を担当して学んだこと(1)赴任先で何をはじめよう | ケビン・ダイナマイト
海外で特に大きな経験、「タイの洪水」と「工場の閉鎖」に関してのブログです
http://タイの洪水の話(1)浸水から復旧開始まで:日本の常識とタイの常識は違う | ケビン・ダイナマイト
【工場の閉鎖で感じたこと(1)】閉鎖までの流れと書こうと思った理由 | ケビン・ダイナマイト
合計16年間の単身赴任生活。家族には本当に感謝しています
サラリーマン生活のまとめ
設計から経営まで幅広い経験を積み、海外でのマネジメントも長く経験しました
これからは中小企業診断士として、ものづくりの知見を活かし、企業や人材に新しい価値を届けていきたいと思っています
ひとこと
このブログでは、そんな私の経験や気づきを「ものづくり」「診断士活動」「リタイア生活」といったテーマで綴っています
ものづくりに携わる方、独立を考えている方、セカンドライフを模索している方にとって、少しでも参考になれば嬉しいです
