※これは私自身の体験談の記録です
制度や条件は人によって異なる場合がありますので、実際の手続きは必ず市役所や年金事務所、ハローワークなどで確認してください
さて、
少し間が空きましたが、今回は退職後の手続きについて書いてみます
9月末に帰任し、10月末で退職
帰任後、会社には行っていませんでしたが、正式には10月31日付で退職となりました
退職後、再就職はしません
退職後は、いろいろな手続きが必要になります
いまどき、60歳で再就職しない人は少数派ですが、再就職しない事例として参考になればと思い、記録として残しておこうと思います
退職後に必要な手続き
一般的に必要なのは、
- 健康保険
- 年金(特に配偶者の切り替え)
- 確定拠出年金
- 失業給付
このあたりでしょうか。
会社独自の福利厚生に関する手続きもあります
実はそちらの方がむしろ面倒で、今回は帰任と重なったのでさらにさらに面倒さが拡大した感じです
会社独自のものを書いてもあまり皆さんに役立たないので、今回は一般的なものだけ書いておきます
参考になれば嬉しいです
健康保険の選択
定年退職後の健康保険は、再就職しない場合だと大きく3つの選択肢があります
- 国民健康保険
- 家族の扶養に入る
- 勤めていた会社の健康保険組合に任意継続
詳しくは動画や、ブログにプロがいっぱ情報お発信しているので参考にしてください
私は「国民健康保険」を選びました
理由は、直前まで海外赴任していたので、日本での収入がゼロ扱いになっているため保険料が安くなるからです
ちなみに妻は、専業主婦なので同居している娘の扶養に入りました
勤めていた会社の保険組合の任意継続は結構保険料が高かったので、選びませんでした
手続きは、退職とほぼ同時に届いた「資格喪失証明書」を持って市役所へ
帰任時の住民票の届と同時にマイナンバーカードを作っていたので、窓口で少し時間はかかりますがスムーズに進みました
これ以外も、公私いろんな手続きありますが、マイナンバーカードあると便利ですね
なぜこれを拒む人がいるのか・・謎です
保険証のような紙カードをその場でもらって、すぐに病院行ける体制が整いました
健康保険証との連携は、マイナポータルで簡単にできました
医療機関でも簡単にできるそうです
今年度の保険料の支払いは、後日来るようです
一回目は振り込まないといけないようですが、それ以降は銀行引き落としできるとのこと
手続きのためのハガキをもらって送っておきました
来年以降の保険料は前年の収入をベースに毎年6月ごろに請求が来るとのことでした
注)地方自治体や個人の状況に異なる場合もあるのでご注意ください
妻の年金の切り替え
私は厚生年金なので、保険料の納付は60歳で終了
65歳から受給予定です
妻は長年専業主婦なので、3号被保険者から1号への切り替えが必要です
市役所で健康保険の手続きとが終わった後、年金の担当者来て対応してもらいました
妻はあと1年半で60歳になるので、それまでの保険料を納める必要があります
1年半だとまとめ払いも可能だったのでお願いしました
2年分まで可能なようです
後日、社会保険事務所から1年半分の保険料の請求きました
銀行からの振り込み、これで年金の保険料支払い完了
払うべきものは一度に済ませておくと気持ちがスッキリしますねぇ
あとは、65歳を待つのみです(手続きはいるでしょうが・・・)
確定拠出年金の手続き
退職金が確定拠出年金の制度だったので、こちらも手続きが必要でした
- 書類で提出
- 信託銀行で手続き
- Webで手続き
最初、膨大な資料と書類が届いたので、「これ自分でするのは大変やわ」と思って、銀行までいこうかと考えていたのですが、よくよく見てみると、やはりWebが簡単そうと考え改めwebで行いました
申請後に確認書類が届き、ハンコを押して返送
わからないところはフリーダイヤルで確認して完了です
受け取り方法は「一括」「年金」「組み合わせ」の3種類
税金や生活スタイルに合わせて皆さん個人に最適な方法を選ぶことになります
ちなみに、手続きのガイドブックには、退職金の手続きの前に、退職後の生活設計についてかなりのページを割いて説明があります
確かにこの辺、きちんとしとく必要はあります
わたしは、退職を決断するにあたり、事前にかなり検討してましたので、確定拠出年金の受け取り方法の検討にはあまり時間割かずに手続きしました
失業給付
これは少し複雑です
特に私のように個人事業主になろうとしている場合は
ですので、次の機会にまとめたいと思います
まとめ
継続雇用無の60歳定年退職のいろんな手続きの実際について書いてみました
定年退職後の手続きは誰もが経験することですが、会社の福利厚生や帰任の手続きが重なってかなり面倒でした
ほぼ完了しましたが、失業給付の手続き、退職金の入金確認、会社の福利厚生の残り手続きがまだ残っています
早くすっきりしたいところです
記憶力も落ちてきて「これ終わったっけ?」と不安になることもあるので、ノートに書いて管理するのがおすすめです
読者に役立つまとめ
退職後の手続きは人によって状況が違いますが、共通して押さえておきたいポイントです
- 健康保険:国保・扶養・任意継続の3択。前年収入や扶養条件を確認して選ぶ
- 年金:本人は60歳で納付終了、65歳から受給。配偶者の切り替えが必要な場合あり
- 確定拠出年金:受け取り方法は「一括」「年金」「組み合わせ」。税金や生活設計に合わせて選ぶ
- 失業給付:個人事業主になる場合は条件が複雑。早めにハローワークで確認しておくと安心
- 手続きのコツ:マイナンバーカードを作っておくと市役所での手続きがスムーズ
記録はノートやファイルで管理すると漏れ防止になる


コメント