マレーシアでコロナの中国製ワクチンを打ってきました+感染が収まらい理由の考察

海外生活

先週マレーシアでコロナワクチンを打ってきました

極めてスムースで短時間で終わりました

手続きの日本との違いや、感染状況の違いから両国の国民性というかお国柄の違いについて話たいと思います

マレーシアの感染状

マレーシアは5月末に新規感染者が9000人程度になり、人口当たりの新規感染者がインドと変わらないレベルになりました

そして、6月1日からロックダウンが始まり、ほとんどの社会活動、経済活動は止まっています

マレーシアの2回目のロックダウンの様子をお伝えします
マレーシアは2021年6月1日からロックダウンです。日本の緊急事態宣言とは全然レベルが異なる厳しい行動制限です。日本の対策これでいいのか、考えるきっかけに。これからマレーシアに移動予定のある方、職場の仲間やご家族がマレーシアにおられる方、ご参考に。

当初、2週間の予定でしたが、2週間延長、そして25日に再延長が決定されました

私の工場は幸いエッセンシャル企業に認定され60%の人員で稼働を認められていますが、

多くの会社は、出社が認められず在宅勤務

事実上活動できない状態が続いています

感染者数はロックダウン後4週間たっても1日5000人前後

この状態が2週間以上続いて減少傾向に転じません

つまり、現時点ここまで経済活動、社会活動を止めても感染が収まっていない状況です

私のアパートの周りを見ても全く人の動きはなく、

どうすれば感染できるんやろ

状態です

こんな状況でなぜ減少傾向に転じないか、

原因の多くは自宅感染での拡大

弊社でも、在宅勤務している従業員が多く感染しています

つまり、会社の出勤や人の動きを止めても、自宅や寮での生活で人との接触が多く、効果が少ない状況です

こんな状況なら

経済活動再開して感染防止策を十分行っている会社で仕事する方が感染しない

と思えます

さらに、

ロックダウンの間でも、10km以上の移動をしていないか、

警察が検問してますし、稼働を許可された工場でも突然お役人が入り込んでんで、

「ここはエッセンシャル事業ではない」

とか

「行動基準を守れていない」

とかで、稼働を止められている、それも即座に、というケースも多々あります

本当に厳しい行動規制ですが、それでも感染は収まる気配はありません

日本人はすごいなぁ

以上のマレーシアの厳しい行動規制に比べれば、日本の緊急事態宣言なんて

超、ユルユルです

それでも、感染は減少傾向になり、緊急態宣言は解除されました

これを見て感じるのは

「日本人はホントすごい。お上の自粛指示に従い、自ら感染防止に努め感染者を減らしている」

報道では、感染に対して意識の低い人の情報も流れていますが、

多くの人は感染防止に努めているということです

この点は、日本人の良さが出ていると思います

だから東京オリンピックは実施して成功させましょう

(私は、当初からオリンピック開催賛成派です)

ワクチン接種の指示連絡が突然来た

さて、ワクチン接種の話です

1週間ほど前にワクチン打ってきました

マレーシアで認可されているワクチンはアストラゼネカ、ファイザーと中国製のシノバックです
 (ファイザーは当初から入荷が少なく、打てた人を聞いたことがありません)

マレーシアも、中国製はあまり人気がないせいか、アストラゼネカの募集時に希望者が殺到しました

私も、応募しましたが、ネットすらつながりませんでした
(今はアストラゼネカに限った募集はありません)

とういうことで、あきらめていたのですが、

突然政府プログラムから

「明日の12時にワクチン打ちに来なさい」

との連絡

マレーシアは国民のほぼ全員が「My Sejehtera」なるアプリをインストールしており

施設に入る毎にQRコードを読み込みます

こんなアプリで、毎日感染状況の情報も更新され、

下のあるスキャンのボタンからQRコードを読み込みます

これで、政府が国民の行動を監視しています

スキャンしないことが見つかると罰金とられます

実際、工場に乗り込んできた役人に従業員のスマホチェックされました

これらのことを法律なしで、政府令で実行できる国です
(ちなみにコロナ発生以来国会は開催されていません、表向きは、対策に専念するため、
  実際は政府への追及を逃れるためです)

話それましたが、この「My Sejehtera」にワクチン接種の連絡がはいってきた次第です

電話番号登録しているので、そちらにもショートメールが入りました

中国製を打つかの迷い

そこで迷ったのが

「中国製シノバックを打つのか」

調べると、すでにマレーシアにはアストラゼネカの在庫は無しとのこと

すでに1回目のアストラゼネカを接種した人も2回目の予定は全く分からないとのこと
(シノバックを打った私は2回目の予定はすでに決まっています)

ということは、確実にシノバックになる

中国製は

・副反応の情報が全くない

・効果が薄いとの情報

を聞いたいたので正直迷ったのですが

このまま接種の見込みが立たないアストラゼネカ、さらに見通せないファイザーを待つか

最終的に、シノバックを打つリスク、打たないリスクを考え打つことにした次第です

ちなみに、

今週、日本大使館から

日本に戻って成田空港で摂取して赴任国に戻るプラグラム

が発表されましたが、2回接種を考えると、ちょっときついプログラムですね

あと、

日本から100万本のアストラゼネカ製の提供も発表されましたが

いつになることやら

というのが状況です

実際の摂取

実際の摂取ですが、会場到着後、

流れは極めてスムーズ

最初マレー語で話しかけられたのは少々きつかったですが、

日本人と伝えると英語に切り替わり(これも結構聞き取りにくいですが)

質問すれば、気さくに答えてもらえ、必要なら引率してもらえました

移動規制の警察や工場に乗り込んできた役人のイメージがあったので身構えていたのですが

ほんと親切でフレンドリーで気持ちよく接種してきました

最後、次回予約して、数日後「My Sejehtera」に連絡入りました

摂取後は、記念撮影場所さえ用意されていました

ちなみにお土産もいただきました(チョコと水)

まとめ

日本では当初接種予約が取れないと問題になっていましたが、

マレーシアのように

「何時いつ、どこどこへ来なさい」

ってする方が、スムーズにに進むような気がします

日本は、めんどくさく、効率の悪い国だぁ~って感じる瞬間です

ちなみに、日本で言う「職域接種」も進んでいます

弊社も、7月には開始できる予定です

今の状況を見ると、ロックダウン解除は

「もう、ワクチンしかないなぁ」

って、感じています

早く、普通の生活したいです

本日は会社休みですが、スーパーに行くときのみ外出します

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