マレーシアに住んで2年半になります
今回、政府と協力して進める社会活動を開始することになり、その調印セレモニーに行ってきました
そこで感じたことを皆さんと共有したいと思います
どんなセレモニー参加したか
会社の社会貢献活動の一つで、マレーシア政府と共同で行う活動に参加することになりました
その調印式に参加し、初めて政府関係のイベントを経験しました
現地社員が言うには、この手のイベントでは小さいものだということです
私どもの会社だけでなく、同じような会社が40社くらい集まって、丸テーブルに着席し、順番に壇上に上がって調印書を交換する
だけのセレモニーです
こんな感じ
活動に参加する会社の人が壇上に上げって、調印書を交換しているところです。
真ん中の黄色い服を着た人が副首相
青い服を着た人が文部大臣と聞きました
後ろに並んでいる会社が今回の活動に参加する企業です
セレモニーの流れの中での感じたこと
集合指定時間10分前に到着すると係の人に席に案内されました
受付は事前に社内のスタッフが対応済みです
まず、最初の情報は開始が「遅れる」
マレーシアあるあるです
どの程度遅れるかは、情報なしです(結局1時間遅れで開始でした (^▽^)/)
座って待ちながら周りを見ると、同じような企業が着席しているものの、ステージ前のメインのテーブルは空いたままです
「あの席は何だろう??」
疑問を持ちながら待っていると、もうすぐ開始の連絡とともに、続々と人が入ってきて着席
「あの人たちは?」
「シニア オフィサー」
つまり、高級官僚ってやつですね
その人たちが続々と入ってきて、前方の席に座っていきます
ひぇ~~~
って感じでした
最後に文部大臣、副首相が入場
私、日本でこんなイベント参加したことないけど。どんなんだろ~??って考えます
また、そのお役人席のすぐ後ろにはカメラマンの列
我々はステージを見ることができません
奥で話している人が副首相です
カメラマンでよく見えない状況です
そうなんです、この国
お役人が一番偉くて、お役人中心に動きます
これは、こんなイベントに限らず業務でのその影響は強く働きます
事業を進めるうえでいろんな法律があります
しかし、その運用はお役人次第です
ですので、お役人の意向は非常に重要で、その強いパイプを持つことが非常に重要です
ちなみに、弊社も会長職に元経産省の局長クラスの人にお願いして就任してもらっています
ですので、この光景を見た時、「納得!!」って感じでした
ですので、冒頭の民間人を待たすことなどなんとも思っていません
日本では、町レベル国レベル関係なくお役所の批判をする光景を目にしますが、この国ではない光景です
これは、以前住んでいたタイでも同じです
最後の集合写真です
後ろのスクリーンを見ていただいても、主役は副大臣です
この光景は写真でよく見ますね
セレモニー後の食事
こういったセレモニーの後には必ず食事がつきます
これは、お役所だけでなく、社内でもよくありますね
時間に関係なくです
ちなみに時刻は16:00
メッチャ中途半端
でも、皆さん結構がっつり食べていましたね
とくに、カメラマンやスタッフと思しき人たち
私はコーヒーだけ飲んでましたが・・・
基本バイキングなのですが、前方のお役人席は、席に用意されます
この辺は、社内の行事でも同じですね
ヒエラルキーの強い社会です
そのトップが王族、そして役人の人たちです
同じテーブルの人たちの会話
結構待ち時間もあったので、同じテーブルの人たちで会話が弾みました
10人ほどでテーブルで、8人マレーシア人、1人チェコ、1人日本人(私)の構成
皆さんよくしゃべります
お国柄でしょうか?
私はこういう場でのトークが結構苦手でさらに、英語が得意でないので、ほとんど黙っていました(´;ω;`)
確かに、ムスリムの国であるマレーシアは、カフェでお酒も飲まずに、ず~~~と夜遅くまで会話しています
アルコールなしでも楽しめる人たちなんだ~~といつも感じるのと同じ光景でした
私はアルコールが入ると結構喋りになります(^▽^)/
結構つらい時間でした
まとめ
マレーシアでの政府関係のイベントで感じたことを書いてみました
お国柄ってやつでしょうか
何事も経験
新しいことを知ることができたと思った時間でした
ちなみに、終わりは、皆さん帰りたいときに帰ります
役人さんたちが、まだ残っていてもお構いなしです
これは、どのイベントでも同じですね
もし参加者に残ってほしい場合は、「ラッキードロー(抽選会)」とかを最後に用意して残ってもらうようなことをします
役所のイベントではないかと思いますが・・・
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