ものづくりに関する記事を書いてきました
その一部です
書いている私自身、現役のサラリーマンとして海外の製造会社の経営しながら実践しています
今回、記事に書いてきたような考えをどのような経験をもとに自分の中で構築し、実践してきたか、自分の仕事を振り返っています
今回はその4回目
前回の記事で、従業員の「教育」には「スキル教育」「改善マインド教育」の二つが必要で
「改善マインド」の指導をしてもらう先生に来てもらい、先生から学んだことの内「伝えることは聞くこと」について書きました
今回は先生に気づかせてもらった二つ目のことについて書きます
かなり個人的な話になりますが、「人との出会いが自分の人生に大きく影響した」事例の一つとして参考になればと思い記事にしました
自分の性格に対する気づき
従業員に対して「改善マインドの教育」をしていく中で、私個人、先生から
「私は教えることが好き」
の気づきを得ることができました
若いころ「教員になりたいなぁ」と思った時もありましたら、気づいたときそれなりに納得でした
その気づきを得るにあたっては、先生の研修に私自身も参加し、従業員と一緒に先生の話を聞きながら
・教えるって楽しそうやなぁ
と感じたことがまず一つ
そして次に先生がいないとき通常業務の中で、従業員へのフォローとして「私自身が教える」ことをしながら
・なんかメッチャ楽しいんやけど・・
と感じた次第です
教えるときに、最初に学んだ「伝えることは聞くこと」を実践すれば、話を分かってもらってさらに楽しい
「これは、オレに向いてる」
って確信した次第です
次のキャリアを考える
ちょうどそのころ、40歳代後半、サラリーマンとしての先もなんとなく見えてきて次のキャリアについても少し考え始めた時期でもありました
さらに昇格することへの野心もありましたが、それ以上に「サラリーマンに向いて無いなぁ~」とも感じていた状態でした
そのころは60歳定年制で60歳になれば多くの先輩たちは自動的に退職していた時代から、雇用延長をして、60歳以降も会社勤めしている人が増えてきたタイミングです
ただ、雇用延長をしている先輩方を見て、私はどうもしてもそんなに長く今の会社に勤める気が出ませんでした
さらに言えば、サラリーマンであることが嫌に感じていました(これは若い時からですが・・・)
とはいえ、それなりの立場で仕事もしていたので、すぐに会社を辞める気もなかったのですが、
「60歳以降もサラリーマンする気にはなれんよな~」
そんな感じでした
そんなタイミングで自分は「人に教えることが好き」であることを気づいた次第です
つまり、次に目指すことへの切っ掛けを得ることができました
そして
『60歳で会社を辞めたらフリーランスとして「研修講師」にチャレンジしよう』
と、思い始めたました
そこで先生に相談してみたとこと
「それはいいアイデアだ。ケビンさんには向いている」
と言っていただきさらにその気になり、先生から、その時には先生が登録しているエージェントを紹介してくれる話をいただきました
研究講師になる準備
とういう経緯で退職後はフリーランスとして働くこと目指すことにしました
その後も、先生には今の仕事のコーチもしていただきながら、研修講師のための勉強や準備について教えてもらっています
山のような課題図書もいただき、今の知識の棚卸もしています
(ブログを書き始めたのも知識の棚卸の一環です)
半年前から2年計画で再来年(60歳になるタイミング)に合格を目指し中小企業診断士の勉強も始めました
始めてから朝早起きして「朝活」として毎日欠かさず勉強時間を確保できているので、まぁまぁ本気になれているかと思っています
まとめ
ということで、現職も当然全力で行っていますが、
先生との出会いによって、次のキャリアを意識して準備を始めています
入社以来、仕事に関しては会社の影響を大きく受けて人生を歩んできました
これほど長きに海外で働いているの、自分の意思も少しはありますが、基本会社の指示です
ただ、定年後は会社ではなく自分の意思で仕事ができるフリーランスを目指す
この思いで50歳後半を過ごすことができています
もし、この出会いがなければ定年後について
「仕事せんとブラブラするのも大変みたいやし」
「とはいっても雇用延長イヤやなぁ~」
「他の会社に再就職もなぁ~」
みたいなこと考え、落ち着かん時間を過ごしていたような気がしています
コメント