赴任者にとってのマレーシアとタイでの生活を比較:車、道路事情

海外生活

マレーシアに赴任して1年半近くになります

その前は、タイに計9年住んでいました

お隣同士の国ですが、「暑い」ことくらいが共通して、あとはかなり生活習慣、現地の人たちの気質が異なります

そんな違いを、赴任者の観点で少しづつ書き残していこうかと思いました

第1回目は「車、道路事情」に関してです

マレーシアの赴任者は郊外の住宅地、バンコクは都心に住む

マレーシアに来て最初に感じたのは、「歩いている人が少ない」

赴任して最初ホテル暮らしをしていたのですが、ホテルの外を出ても歩行者がいないことに、まず違和感を感じました

逆にタイの場合、バンコク市内のホテルに泊まり一歩外に出るとそこは沢山の人が行き来しており「うわ~~人多いなぁ~」てすごく感じます

ましてや、日本人がよく住んでいるスクンビット通りなど、日本人が多すぎて気持ち悪いくらい人がいます

理由の一つとして、バンコクは日本人が住む住宅地と商業地がすごく隣接、というか一体になっている感じなのですが、

マレーシアの首都、クアラルンプールは都心の周りにある住宅地に多くの日本人が住んでいます

その、都心から離れたところでも日本人向けのサービスも多く、日本人が快適に住めます

逆にバンコクは郊外の住宅地は日本人向けのサービスが少なく、赴任者にとっては少々住みにくいかなぁって感じです

私も、バンコク時代は都心の住んでいましたが、今マレーシアはクアラルンプール市内ですが郊外の住宅地に住んでいます

郊外に住んでいるため、マレーシアはどこに行くにしても車で移動する必要があります

バンコクは歩くか、電車で移動できる範囲でたいていのことは事足ります

クアラルンプールも電車あるのですが、郊外から都心に向かうのに非常に使いにくい

私の住んでる近辺には駅がありません

ですので、車がないと非常に不便です

後に書きますが、マレーシアは道路が整備されて日本人でも運転しやすいです

しかしバンコクは、結構きついですね

基本、運転手を使う人が多いです

マレーシア車社会を前提に街をつくっている(道路)

マレーシアは「移動は車」の前提で街を作っています

道路はどこも広く、運転しやすく、高速道路はめちゃくちゃ充実しています

充実しすぎて、覚えられません

カーナビアプリがあるので、何とか目的地行けますが、ない時代はどうしてたんでしょ・・

高速道路の車線は4車線5車線とか普通にあり、日本みたいな2車線の高速道路はあまりありません

ですので、渋滞はあるのですが、バンコクのように「ビタ」っと止まって動かない渋滞はほとんどありません

渋滞しても、ゆるゆるですがそれなりに動きますので、ストレスはかなりマシです

片やバンコクは、普通の道は細く、対向車が来てもよけるのも大変

メイン通りのスクンビットや、ぺプリ、ラマ4などはいつも渋滞

高速もしょっちゅう渋滞、それも5分に1m進む渋滞なんか普通にあります

私、バンコク好きですけど、あの渋滞だけは最後まで好きになれなかったです

この辺りは、過去の歴史の中でマレーシアとタイとでは何かが違ったのでしょう

赴任者の運転、マレーシア:自分で運転 タイ:運転手付き

赴任者の運転事情ですが、会社にもよるのですが、マレーシアは赴任者が自分で運転する会社が多く、タイは運転手付きにして、基本赴任者の運転禁止の場合が多いですね

これは、先に書いたように道路事情によるものです

私も、あのバンコク及びその近郊の道路を自分で運転するにはちょっと怖いですね

ひどい渋滞、狭くて運転しにくい道路、駐車場見つけるのが大変、2輪の縦横無人な運転などなど、運転だけでヘトヘトで仕事する気になれないですね

日本の運転に慣れている日本人は、ちぃと一苦労です

それでも運転している日本人も沢山いるので、慣れの問題かもしれません

マレーシアは道路事情がいいので、日本人も大丈夫です

高速道路の分岐が多いのと2輪が高速道路でも、左右両側からどんどん追い抜いていくこと、そこを気を付ける必要はありますが

「マレーシアは自分で運転できるので、移動がしやすくありがたい」と言う人も沢山います

私は、運転が嫌いなので、そうは思っていませんが・・・

マレーシア車社会を前提に街をつくっている(駐車場)

マレーシアは車社会なので、当然駐車場も充実です

ショッピングモールや、アパートの地価が駐車場であるのは、バンコクも同じなのですが、マレーシアの場合、小さな商業施設でも、周りの道路の路肩側はほとんど駐車場です

道路に対して直角に駐車できるところもあれば、縦列駐車のところも多いです

そのあたりには、たいてい駐車担当のオジサンが座っていて、駐車する車から料金を徴収します(時間帯によるところもあります)

ですので、少し探さないといけない場合はありますが、まず問題ないでしょう

バンコクはモールとかは駐車場ありますが、小さな店舗に行くときは駐車場の事前確認が必要です

運転手も、「あそこは駐車場がないから行くのイヤや」っていう場合もありますね

タクシー

クアラルンプールで流しのタクシーを拾えることはまずありません

今は、ほとんど「グラブ」ですね

お酒飲むときは「グラブ」で車を呼んで出かけます

キャッシュレスで運転手とのコミュニケーションも不要でとっても便利です

バンコクもクラブはありますが、流しでも簡単につかまるので、私はグラブ使ってませんでした

昔に比べれば、流しのタクシーかなり減った気はしますが

あと、バンコクの特徴は「バイタク」=バイクタクシーですね

大通りから小さな通りに入る入り口には、バイタクの乗り場があり、通勤時間帯などは列ができています

100円以下で気軽に乗れて、非常に便利です

ちょいと危ないですが

この辺、小道の多いバンコクと、車用道路がしっかり整備されているクアラルンプールの違いでしょうか

まとめ

今住んでいるマレーシア(クアラルンプール)とその前に9年ほど住んでいたタイ(バンコク)の違いを赴任者から見た交通事情で比べてみました

赴任者の住居が都心中心か、郊外中心かの違いもありますが、マレーシアは「車社会としての生活がしやすいように街が作られているなぁー」と強く感じます

ちなみに従業員の通勤も、マレーシアはマイカーが多数、タイは会社が用意したバスが多数です

タイも、車通勤やバイク通勤が増えては来ています

とはいえ、個人的には、道路が整備されていないですけど、住居と街が一体になっているバンコクの方が好きですね

この辺のことは、また次の機会に

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