工場を「感謝の気持ち」と「笑顔」で歩いてみよう

コンセプチュアルスキル

会社の責任者が工場の現場を見るとき、「笑顔で挨拶する」「感謝と共に接する」この二つを意識すると、工場の雰囲気が変わってきます

コミュニケーションが良くなり情報が共有されます

情報が共有されると工場の改善活動が進み始めます

是非、お試しください

工場の現場を見る

工場の経営を任されるようになって、毎日できるだけ時間を取って現場を歩くようにしています

沢山の従業員が働いている現場、商品の付加価値を生む現場を常に見ておくことは、経営者として重要なことだと考えています

最初はただ何となく歩いていただけだったと今は思うのですが、工場のことを勉強するに従い、だんだん「工場を見る目」みたいなものが付いてきて、いろんなことに気づくようになったと感じています

イロイロな観点で現場を見るのですが、特に重要視してきたのが「変化点を見つける」の観点でしょうか

現場の人たちの意思で実行した変化点=改善点

意図せず変化した点=安全や品質問題につながります

このような変化を見つけるの楽しみに(特に改善点)をずっと現場回ってきました

現場を見るだけでは情報が少ない

しかしながら、なかなか見るだけでは現場を理解するのは難しいです

実際に工程を変更した状態を見る時は、目に見える変化があるので見つけやすいです

しかし、小さな改善点や、小さいトラブルは見つけられない時が多いです

いくら現場に足を運ぶといっても、何時間も居てるわけではなりません

ですので、自分が現場にいない時に発生した問題や、小さな改善は見つけることができません

そのため、多くの工場では、「見える化」と称した生産の状況や問題点等を逐次表示し誰もが見えるようにしています

しかしこれも、「見える化ボード」を見ても意味不明であったり、丁寧に記録を残さない場合もあります

と言うことで、やはり歩くだけでなく直接現場のリーダーにヒアリングすることが必要です

そのヒアリングの時もいくつかの問題があります

1.問題を問題(=改善するべき対象)と認識していない

2.本当のことを伝えない(問題を隠す)

大きくはこの2点でしょうか

このため、問題点を共有できない現場も多いです

問題を問題(=改善するべき対象)と認識していない

生産活動をすると、日々いろんなことが発生します

その中で、生産性や能力を下げてします問題点やいろんなロスは早々に改善すべきことです

しかしながら、それらの問題は生産性を下げたり、出荷に間に合わなかっても、日常的に発生すると現場の感度もさがり問題を問題と思わなくなります

「とりあえず生産できているしええか」 みたいな感覚が生まれます

また、自分の責任ではない(例:設備が壊れた=生産技術の問題 部品が切れた=購買の問題 だから製造の問題ではない)と考え、自ら改善しようと気持ちがない場合もあります

本当のことを伝えない

問題が発生している、慢性的に発生している問題があることを認識しているにもかかわらず、あえてその情報を伝えない、共有しない場合もあります

これは、上司に怒られることを無意識に恐れているのが原因です

さらに、仮に伝えても、上司や関連部門が動いてくれないことも、その原因になります

「笑顔」で現場を歩く

これらの問題を解決するために必要なことは、現場の従業員たちの警戒心を薄めることが最初の一歩になります

そのために有効なことが「笑顔であいさつしながら現場を歩く」ことです

「え~~~~、そんなことで上手くいくの???」

って、声が聞こえそうですが、これホントです

騙されたと思って3か月続けてみましょう

明らかに、現場の雰囲気変わります

だんだん、現場社員の社長や工場長等の経営層に対する精神的ハードルが確実下がります

そのうち、従業員から挨拶してもらえるようになるでしょう

問題が見つかれば感謝する

現場の人たちは、問題が発生すれば自分の責任と感じたり、悪いことをしたと考え、隠そうとします(意識、無意識にかかわらず)

例えば工程不良

最終検査工程で不良がみつかり、工程不良が増加した場合

「なんで不良が増えとんや~~~」

って、ツイツイ言ってしまいますが、本当に重要な第一声は

「不良を見つけてくれてありがとう」

です

お客様に不良が届いてしまうことを防いでくれたのですから、感謝するのが第一です

設備のトラブルで生産が止まった時でも

「なんで、設備止まるねん!!」

みたいなこと言っていません?

素早く設備の修理してくれたありがとう、それも短時間で、次同じような問題が起きた時は半分の時間絵修理する方法考えよか?」

みたいな会話がいいんじゃないでしょうか

また、設備が壊れたときの生産遅れを、人の導入等で挽回したりしたら、最高級の感謝の意を表すべきです

設備を壊れないような活動(未然防止活動)は次のステップと考えています

現場での問題を聞いたら、素早く解決できるよう、関連部門と調整する

そして、最後の仕上げは、もし問題を聞いて、それが彼らだけで解決できない問題ならば、すぐに関係部門に連絡し、解決に動く

放置すれば、「問題等の情報出しても、どうせだれも対応してくれんし、面倒くさいだけやん」となって、問題情報は出てこなくなります

しっかり、上司トップマネジメントが動いて、問題を解決しいけば現場の人たちは「問題を共有すれば、対応してくれるんや」と考えるようになり、少しづつ問題を積極的に出してくれます

まとめ

製造の現場(営業の現場やほかの現場でも原則同じと思いますが)では、情報をしてもらえない雰囲気があります

その時、「笑顔」と「感謝の気持ち」で彼ら/彼女らと接すれば、道は切り開けると思います

現場とのコミュニケーションをレビューするためには、GM+経営トップとの週次のミーティングが有効です

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事業の競争力を高めるには、「戦略」「リーダーシップ」「現場力=オペレーション」の3つの要素が重要です。この内、現場力を高めるため、GM(部長 General Manager)との週次のショートミーティングを紹介します。

本当は、経営トップが現場まで行かなくても、週次のミーティングで組織の縦のコミュニケーションで情報がシェアできるといいのですが・・

とはいえ、やはり現場の声を直接聞くのは大切ですね

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