リタイア8か月のリアル(第2回 仕事編) ~売上ゼロ。でも計画通りです~

中小企業診断士

昨年10月に36年務めた会社を退職し、早8か月が経ちました

プライベート・仕事とも、退職前に描いていた絵と大きくずれることなく過ごしており、時間を持てあますこともなく、毎日それなりに充実しています

前回はリタイア8か月後のプライベートについてブログに書きました

https://www.kevin-dynamite.com/?p=5527

仕事面では、個人事業主としての売上は、まだゼロです

でも、焦りはありません。ほぼ想定通り進んでいるからです

先月、中小企業診断士の登録が完了し、地元の診断士協会へも入会しました

加えて、診断士とは別に研修講師の仕事も年間80日程度いただけることになり、足元の活動基盤ができてきました

現時点(退職8か月後)の仕事の状況

現時点の仕事は大きく二つ
・前職の研修所責任者から声掛けいただいた研修講師の仕事
・中小企業診断士の資格を活かしたコンサルティング
確実に決まっているのは研修講師の仕事で、年間80日程度です

コンサルティングについては、マレーシア駐在時代にものづくりを教えていただいたコンサルタントのお手伝いという形で、月1回程度、中小メーカーを訪問しています

診断士として自分自身で受注した仕事はまだゼロです
これは最初から想定内のことで、焦りはありません
診断士に登録したからといって、すぐに仕事が舞い込む世界ではないことは、理解していました

診断士登録はゴールではなくスタート
仕事を得るためには、人とのつながりを作り、 自分を知ってもらう。そして信頼を積み上げる。
こうした地道な活動が必要だと思っています
今はまさにその段階です

研修講師

前職の研修所責任者が私の退職を聞きつけ、声をかけてくれました😊
その方は、私に向いていると以前から思っていてくれたようです

常勤のオファーもいただきましたが、診断士としてのコンサルタントが退職後の本丸であり、そこは譲れないのでお断りしました

ただ、コンサルの仕事が軌道に乗るまでの間、経済的な面だけでなく、精神的な余裕を持ちながら診断士活動の基盤づくりに取り組めると思い、ありがたくお受けしました

対象は海外工場のマネージャークラス、国内工場の主任クラスの社員で、講義とコーチングを組み合わせた構成です

講義は既存のコンテンツをベースにしていますが、その修正作業に結構な時間をつかっています
とはいえ自分自身の勉強にもなるので結構充実した時間を過ごせています

すでに1度、海外工場を訪問して講義を行いました
次回からは講義に加え、受講者のレポートへのコーチングも始まります

先輩講師からもいろいろとアドバイスをいただいており、ありがたい限りです

私自身、海外会社の社長として主任・課長クラスと直接コミュニケーションをとることを心掛けてきました
その経験を最大限活かして、受講者にとって本当に役立つ指導をしたいと思っています

中小企業とのお付き合い

大手メーカーでの経験は長いですが、中小企業の経営をじっくり見てきた経験はほとんどありません
せいぜいサプライヤーの営業担当者と話をしたり、工場を見学する程度でした

中小企業に詳しい方と話すと、口をそろえて「大企業では当たり前のことが、中小企業では当たり前ではないよ」とアドバイスをいただきます

実際、診断士登録に必要な実務補習や実務従事で中小企業の診断をした際、それをリアルに感じました

中小企業には中小企業の事情がありますし、経営者の考え方も違います
会社の仕組みも違います
だからこそ、自分の経験をそのまま当てはめるのではなく、まず相手を理解することが大切だと感じています
支援先の経営者のお話をしっかり聞き、その会社に合った支援を考える
当たり前のことですが、忘れてはいけないと思っています

また、大学の先輩の紹介で、ものづくり企業の社長さんへのプレゼン機会までいただきました

結果として仕事にはつながりませんでした
それでも「どう自分を売り込むか」を真剣に考えた初めての機会で、得るものは大きかったです
次につなげたいですね

改めて感じるのは、人との縁が仕事に直結するということです
サラリーマン時代とは比べものにならないくらい、縁の一つひとつが大切になっています

中小企業診断士として活動

2月に実務補習を修了して登録を申請し、5月2日の官報に自分の名前が載りました🥳

それと並行して、地元の診断士協会へ入会し、組織活性化の研究会にも2回参加しました
組織能力の向上は私の専門テーマでもあり、非常に興味深い内容で、継続して参加していきたいと思っています

「ものづくり」研究会にもまだ参加できていませんが、こちらも近いうちに顔を出して知見を広げていきたいと思っています

さらに、協会主催の「プロコンサルタント塾」にも応募しました
スキルの向上はもちろんですが、「学び、人とつながり、自分を知ってもらう」という意味でも重要な場だと考えています

この辺りの体験談も、折を見て報告したいと思います。

実際の収支は

コンサルタントとしての個人事業での売上は、冒頭で触れた通り、現時点ゼロです
結果はまだ出ていませんが、やるべきことをやれているという実感があるので、焦りはありません

診断士協会の費用、実務補習、仕事用のパソコン、研修の参加……見る見るうちにお金が減っていきます
しかし、新しい事業への投資だと思えば納得です
会社員時代には会社がお金を出してくれたことも、今は自分で負担しなければなりません
その代わり、自分で選び、自分で決められます
すべては自己責任。会社員時代にない緊張感、味わっております

まとめ

退職して8か月

雇用延長のオファーを断って退職したことは、今のところ良い選択だったと確信しています
60歳で、自分のスキルを活かしながら未経験の領域に挑戦する毎日は非常に刺激的です
その環境で、謙虚に学び続ける姿勢を忘れないように心がけています

今はまだ収穫の時期ではありません
畑を耕し、種をまいている時期です

数年後にどんな景色が見えるのか、自分自身も楽しみです

経験のないことを始めるにあたって、強い味方になっているのがAIです
PCの使い方、個人事業主としての経理・手続き、資料作成——人に聞くのが苦手な私にとって、AIは本当に助かっています

いずれ、「リタイアおじさんのAI活用」の記事も書いてみたいと思います

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